2010年2月
ラスベガスのオンラインカジノに対する日本人の偏見
今でも多くの日本人観光客が、「オンラインカジノには絶対になにか仕掛けがある。だからオンラインカジノでは勝てないようにできている」 と考えています。とてもナンセンスな話ですが、そのように考えること自体がいかにも日本的発想といえなくもありません。
日本ではギャンブルは常に 「裏街道」 的な陰の存在だったため、それにかかわる関係者も当然のことながら、常にアウトロー的な者が多かった。それがゆえに、かつての日本の賭博には常にイカサマ的行為が多かれ少なかれ存在していたことは否定しがたい事実で、またヤクザ映画などが、一般市民に「ギャンブル=イカサマ」的なイメージを植え付けてきたことも事実でしょう。
そのような背景があったためか、日本では現在でもギャンブルのイメージはすこぶる悪い。その結果、日本にはフェアなギャンブルが育つ環境が近年まで整っていなかったし、そういう環境を育てようとする原動力すら湧いてこなかった。競馬、競輪、競艇などはかなり以前から認知されてきたものの、今でもそれらが真の意味での健全なレジャーとして広く一般社会に受け入れられているわけではありません。
そう考えると、いまだに多くの日本人がラスベガスのオンラインカジノに対して懐疑的な目で見ていることは理解できないことでもありません。しかし現実にはそれはまったくの事実誤認であり、無用の心配なのです。
Page:
1